1990年に導入した車両が26000系「さくらライナー」です。編成は4両編成で、山岳区間の急勾配に対応するため全電動車方式が採用されています。
車体塗装はクリスタルホワイトを基調に、車体側面裾部には美しい吉野の山並みを表現した「かすみもえぎ」を
緑色のグラデーションで再現、窓回りは薄墨色としていました。
1991年までに2編成が製造され、単独の他ラッシュ時には2編成を連結した8両編成でも運用されます。
2011年にリニューアル工事が行われ、乗降用ドアの増設、側面窓押えの構造変更、スカート形状の変更、運転室後ろに展望室の設置、
座席の刷新、喫煙室の設置、4両中1両をデラックスシート化など大規模なリニューアルが行われた他、
外部塗装が白基調にピンク色のグラデーションに変更されイメージが一新されました。
2022年現在も南大阪線のフラッグシップ特急として活躍しています。
・ヘッドライト電球色、標識灯の配列が2編成で異なっていた2010年代中頃の姿
・ヘッドライト、テールライト、前面下部標識灯点灯
・前面下部の標識灯は前進時黄色、後進時赤色で点灯
・フライホイール付薄型動力ユニット搭載
・各先頭車の運転台側に電連付マイクロカプラー装着済