JR九州の<あそ1962>は、阿蘇観光の目玉として運転していた8620形58654号機が牽引する「SLあそBOY(現SL人吉)」が平成17年(2005)に引退後、後継列車として登場した列車です。キハ58系2両の内外装を工業デザイナーの水戸岡鋭治氏の手によってリニューアルが行われ、平成18年(2006)7月より運転を開始しました。
列車名の〈あそ1962〉は編成中のキハ58-139の製造年が昭和37年(1962)であることがネーミングの由来となっ
ています。平成22年(2010)まで運行され、期間中は熊本地区における「SL人吉」との共演のほか、臨時列車としてで九州各地で運転されました。引退後も車籍は平成30年(2018)まで残り、全国で最後まで残るキハ58系として注目されました。
・<あそ1962>で活躍したキハ58-139とキハ28-2401を、ワンマン改造後の平成20年(2008)前後の外観をプロトタイプに設定
・各種表記・JRマーク等は金色で印刷済
・側面ガラスにある自転車マークを再現。ドアレールは銀色で印刷済
・カプラー、床下機器、台車は青みのある灰色で設定
・フライホイール付動力ユニット採用。複数編成の連結運転を考慮し、動力台車はトラクションタイヤ無しで設定
・シールには前面表示(「試運転」「団体」)、各種サボ、架線注意表記、ワンマン表示を収録
・行先表示シール、列車無線アンテナ、前面ホロ、胴受、ジャンパ栓、前面表示(無地)が付属