機関車や客車の輸送・試運転で活躍!下関のEF65 1000
EF65は、平坦線区の貨物列車、高速旅客列車牽引用として昭和40年(1965)から15年に亘って308両が製造された国鉄の直流電気機関車です。このうち1000番台は旅客・高速貨物併用としてPF(Passenger・Freight)と呼び親しまれ、JR移行後も各社で活躍を続けています。
JR西日本下関総合車両所に所属するEF65 1000は、特急色の車体塗装をはじめとして国鉄時代の面影を色濃く残す一方、グレーに塗装された台車周りや、クリアレンズに変更されたテールライトなど、各所が更新された姿が特徴です。工事用臨時列車やSL「やまぐち」号をはじめとするJR西日本管内の客車・SLの回送・試運転、イベント列車などを牽引しています。
・令和3年(2021)現在の下関総合車両所所属車、ATS-P搭載の1128号機がプロトタイプ
・スポットクーラー設置により、一部閉塞+開口部が設けられた助士席側窓を再現
・スロットレスモーターの採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現
・屋根はランボードを含め青色。パンタグラフ周りのみグレーの外観を再現
・ヘッドライト点灯。ヘッドライトは電球色LEDを採用。テールライトのクリアレンズ部分を乳白色で再現
・各部Hゴムは黒色で再現
・アーノルドカプラー標準装備、交換用ナックルカプラー付属
・クイックヘッドマーク対応のマグネット取付済(ヘッドマークは付属していません)
・製造銘板は「東洋電機+川崎重工」
・付属品・・・選択式ナンバープレート「1126」「1128」「1133」「1134」、交換用ナックルカプラー×2